建築士.com(ドットコム)製図の内容は?無料?課題の数を記載

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こんにちは。もじゃです。

今回は、前回に引き続き【建築士.com(ドットコム)】についてです。

建築士.com(ドットコム)という名前については、建築士資格の取得を目指している人ならば、知っているよ。という方は非常に多くいらっしゃると思います。

私も学科試験の勉強時には何度かお世話になりました・・・あの節はありがとうございます。

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ただ、皆さんご存知でしたか?

建築士.com(ドットコム)は<学科問題>のみならず【製図】についての案内ページが存在していた事を・・・

・・・正直私は知りませんでした(/・ω・)/昔からあったのでしょうか?・・・

建築士.com(ドットコム)では<一級建築士>と<二級建築士>のカテゴリーがあります。
今回は【一級建築士・製図】にフォーカスを当て、以下について書いていきたいと思います。

  1. どういう内容なのか?
  2. 無料でここまで学べるって、すごい!
  3. 製図初受験の人、既受験者の人では理解度が全然違う
  4. メリットもあるけどデメリットもある

早速いきましょう!

1. 建築士.com(ドットコム)の製図って、どういう内容なのか?その①

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建築士.com(ドットコム)【製図】の中身を書く前に・・・

念の為に、先に説明しておかないといけない事からお伝えしましょう!

<学科WEB問題集>のみならず・・・建築士.com(ドットコム)は【製図】でも、なんと【無料】で利用する事が出来ます!

学科時と変わらずありがたい話しですよね(‘ω’)ノ

・・・それでは本題です。

まずは、私みたいに

  • 建築士.com(ドットコム)に【製図】ってあったんだ

という人の為に、建築士.com(ドットコム)【製図】には、『a~dで構成が分けられている』という事について、まずは触れたいと思います。

建築士.com(ドットコム)【製図】の構成は、以下の通りです。

  1. 製図試験の概要
  2. 製図練習課題
  3. WEB製図講座
  4. 採点のポイント

です。

今回は【b. 製図練習課題】と【c. WEB製図講座】について説明しますね!

【a. とd. 】の他には、<書籍>や<製図用具>等も載っています。
気になる方は、一度参照下さい。

1-1. 建築士.com(ドットコム)製図の使い方―「製図練習課題」

まずは、【b. 製図練習課題】についてです。

建築士.com(ドットコム)のTOPページから【製図】をクリックして製図ページへと移りましょう。
すると、下図のページに移ります。

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①の赤枠より、【製図練習課題】をクリックします。

練習課題(2018年7月時点)は、

  • 練習課題No.1「屋内プールのあるコミュニティ施設」~練習課題No.14「市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅」

までがあります。

練習課題No.1~No.14までで、自分が取り組みたい課題Noを選びましょう!

次に練習課題をクリックすれば、画面右側

  • 「練習課題No.○○ 課題用紙」+「計画の要点等 用紙」
  • 「練習課題No.○○  答案例」+「計画の要点等 答案例」

がありますので、そこから必要な資料をダウンロードして下さい。

そして、課題用紙を読み取って

エスキス、作図、記述(計画の要点)

を作成しましょう。

ちなみに画像ありで説明した方が分かり易いとは思うのですが、『公開することを禁じます』とされているので、控えさして頂きます。

1-2. 現在(2018年7月時点)で対応している年度

練習課題は、No.1~No.14まであると説明させて頂きました。

こちらは、H.14~H.27年度の製図試験で、実際に出された【課題名】と同じです。

おそらくH.28以降の製図課題も、今後作成されていくと思います。

1-3. 建築士.com(ドットコム)の課題は、オリジナル課題である

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続いて練習課題の中身についてですが、こちらは全て建築士.com(ドットコム)が独自で作成されている

  • オリジナル課題

という事です。

課題テーマは本試験と同じでも、中身の【敷地及び周辺条件】【面積や要求室】等は完全に違います

完全オリジナルなのに、【無料】で14課題も取り組む事が出来るのは、すごいと思います。

2. 建築士.com(ドットコム)の製図って、どういう内容なのか?その②

2-1. 建築士.com(ドットコム)製図の使い方―「WEB製図講座」

続いて、【c. WEB製図講座】についてです。

建築士.com(ドットコム)のTOPページから【製図】をクリックして製図ページへ移ります。

今度は、下図の②の赤枠箇所となります。

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こちらも『公開することを禁じます』とされていますので、詳しくは書けません。

おおざっぱに書かれているジャンルで言えば

  • 平面計画方法、製図法、構造計画、設備計画、法規

とされています。

2-2. WEB製図講座の中身について

WEB製図講座の中身は?という事ですが。

作図する為の<グリッドの決め方><アプローチの考え方>等、エスキスをまとめるポイントが書かれています。

こちらもあまり詳しく載せる事が出来ませんが、『ほうほう』と頷ける事が書かれていると思います。(上からかよっ( ゚Д゚))

気になる方は直接参照下さい!

3. 建築士.com(ドットコム)製図、無料でここまで学べるってすごい!

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見出しにも書いている様に、

  • オリジナル課題+オリジナル記述(計画の要点)
  • 作図の為のポイント

これらを【無料】で学べるって本当にすごいと思います。

特に【オリジナル記述】は、オススメです!

なぜならば、この<記述>に関しては参考に出来る様な資料が、表に出回っていないからです。

詳しく言うと、試験元の『公益財団法人 建築技術教育普及センター』のHPには、製図図面の解答例はありますが・・・

【記述】に関する解答例はありません。

なので、無料で手に入る貴重な資料なのでダウンロードして持っておくのもアリだと思いますよ(‘ω’)ノ

【総合資格】や【日建】などの大手資格学校に通っていてても、ダウンロードしても良いと思います。

4. 製図初受験の人、既受験者の人では理解度が全然違う

先ほど挙げた【WEB製図講座】には、作図する為のポイントが書かれている。と説明しました。

こちらは、<既受験者、かつ、資格学校で一度授業を受けている人>であれば、書かれている内容は理解する事が出来るのかな。と思います・・・

ですが、逆に<製図初受験者>が見た場合は、理解するのがけっこう難しい?!というのが正直な所です。

「詳しく」「より深く」掘り下げて解説があるか・・・という部分に関しても、<【活字と挿絵】の建築士.com(ドットコム)>は、<総合資格や日建の資格学校みたいに【豊富なテキスト内容や、講師付き授業の説明】>に比べると弱いのかな。と思います。

ただ、建築士.com(ドットコム)の書籍があるので、その中身にもう少し詳しく書かれているのかもしれませんが・・・手元に無い為、詳細は分かりません。(ごめんね(‘_’))

5. まとめ:建築士.com(ドットコム)製図のメリット・デメリット

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それでは、最後に建築士.com(ドットコム)製図のメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。

  • メリット
  1. 市販テキストで売っていそうな情報が【無料】である程度手に入れる事が出来る
  2. 練習課題は、【オリジナル課題】である
  3. 記述に関しては、解答例があまり表に出回っていない資料なので<とても貴重>、かつ、<記入例>の参考となる
  • デメリット
  1. 初受験者にとっては、理解するのが難しい
  2. 毎年発表される課題内容によっては、要求室がガラッと変わるので参考になるかは分からない
  3. 練習課題を書いても、採点する機関がない。あくまで解答例との比較でしかない。

 

・・・と、他にもメリット・デメリットと共にあるのですが・・・

私個人の結論からしまして、建築士.com(ドットコム)の製図は

  • 【総合資格】や【日建】で配布される<テキスト+DVD>や<講師付きの授業>のレスポンスの良さと比べると、【建築士.com(ドットコム)】製図だけでは必要な情報も含めまだ不足している

という事です。端的に言うと、独学では厳しいのではないか。と思います。

どうしても利用するのであれば

  • 学校に通いながら、補助的な役目で【建築士.com(ドットコム)製図】を利用するという形の方が良い

と思います。

建築士.com(ドットコム)製図も動画配信の様な形の説明方式であれば、もう少し理解度はUPすると思いますが。(・・・無料なのに贅沢な要望だなっ( ゚Д゚))

 

余談ですが・・・

基本的に資格学校の何十万もする講座は、正直高いと思っています。

学科にしろ、製図にしろ、合格出来るかどうかはほんと紙一重です。
何度も資格学校に通い、費用がかさんでいる人も多くいます。

そんな中、こういった【無料】の建築士.com(ドットコム)や、無料とまではいかずとも資格学校より<低価格で合格を狙えて、そこそこ合格率も高い>という様な方法が、さらに増えてくれば、受験者にとってはとてもありがたい事です。

その内の一つになるのではないかと、陰ながら応援しています。

がんばれ!建築士.com(ドットコム)

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