担当医により見解が違うかもしれないので、参考程度に読んで頂けると幸いです
尋常性疣贅と書いて「じんじょうせいゆうぜい」と読みます。
間もなく2歳になる次女が「右足のかかと」辺りに【尋常性疣贅】というウイルス性イボの病気にかかってしまいました。
イボの場所によって呼び名が変わるみたいなのですが、私の娘は足の裏にできる「足底疣贅(そくていゆうぜい)」に該当します。
尋常性疣贅は、完治するまでにものすごく時間が掛かってしまう病気です。また、大人・子供問わず誰にでも感染「する・させる」可能性があります。
その為、尋常性疣贅の疑いがある場合はほったらかしにせず、すぐに皮膚科で診てもらいましょう!
イボが小さいうちから処置を始めれば「感染範囲が拡大するリスク」や「根(芯)が深くなりにくい」ですし、完治までの時間も短くなると思います。
娘の足の処置方法は、一般的に採用されている「液体窒素療法」です。
- 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)のイボについて
- 受診(処置)の流れ
- 担当医とのやり取り「Q&A」
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)のイボについて
尋常性疣贅は「ヒトパピローマウイルス」というウイルスにより感染します。
ピヨひこ
皮膚の荒れ・傷口からウイルスが侵入し感染します
当然、イボがその他の傷口に直接接触するのは危険です。また、イボを触った手などにも注意が必要です。
ピヨひこ
尋常性疣贅の潜伏期間について
尋常性疣贅の潜伏期間は3カ月~6カ月ほどと言われています。
イボが現れるまで時間が掛かるので、感染していてもなかなか気付きません。
-見た目や症状について-
娘の初期形状の画像はなく(撮り忘れていました…)、処置後の写真しかありません。
処置もこの記事作成時点(2019年12月末)までに4回受けています。
もとさぶ
-娘の右足カカトにある尋常性疣贅の症状(診察以前に感じていた異変)-
- 初期:ニキビみたいな見た目で、白く固い(やや不透明な白色)。表面が少し盛り上がっている。直径1.5mm程度
- 数カ月後:より一層、白く固い(不透明)。表面の盛り上がりと、根が張っている感じ(芯がある感じ)。直径2mm~2.5mm程度
受診(処置)の流れ
どういった処置内容なのか、流れを記載していこうと思います。
※娘の場合は、右足カカト1カ所のみです。複数になると処置時間も延びると思います。
- 処置その1:メスで皮膚(患部)を削り取り、ウイルス箇所を露出させます。(時間にして数十秒程度)
- 処置その2:液体窒素(約-200度)に綿棒を付けて、患部に「数秒」を「数回」押し当てます。(時間にして数十秒~かかっても1分程度)
ただ、メスで削り取る時も、液体窒素を押し付けられている時もすごく泣いていた
もとさぶ
ピヨひこ
担当医とのやり取り「Q&A」
やり取り自体は少ないですが、参考になるものがあれば幸いです。
~質問1~
液体窒素(私の子供は)に耐えられるでしょうか?
液体窒素療法は痛いので、キツイと思います。
治療を始めたものの途中でやめる人がいますが、(途中でやめると)ウイルス自体は残ってしまっています。
治療も長引く為、覚悟がいります。
~質問2~
自然に治りますか?
自然に治るケースもありますが、かなり稀です。放っておくとその他部位に移る可能性があります。
~質問3~
どれぐらいで治りますか?
かなり個人差がありますし、部位によっても治りやすさが異なります。
数カ月で完治する人もいれば、数年(7、10年)通い続ける人もいます。
~質問4~
毎日通わないといけないですか?
処置後少し期間を空ける必要があるので、10日毎に受診しましょう。(1週間~2週間ほど間隔をあけるのが普通みたいです)
~質問5~
長女がいるのですが、お風呂は一緒に入っても大丈夫でしょうか?
神経質になる必要はありませんが…入らない方が無難です。
~質問6~
他に気を付けることはありますか?
肌荒れ・傷口には気を付けて下さい。イボを触った手なども注意が必要です。
タオルなども使い分けた方が良いです。
~質問7~
イボの箇所は、子供が触ったりしないようにテープ等で保護した方が良いでしょうか?
乾燥させた方が良いので、張らないでください。
担当医に直接確認しておいてね
もとさぶ
尋常性疣贅の治療経過画像
「やめても意味のないこと・下手したらもっと拡がっていく可能性があること」とは分かっているんだけど…可哀想過ぎて…迷うなぁ
もとさぶ
参考までに尋常性疣贅の治療経過を残しておきます。
処置画像が苦手な方もいるかもしれないので…
念のために非表示にしておきます。見たい人はクリックして確認下さい。
処置画像は「2回目」の時と、「4回目」そして、「完治するまで」の経過画像となります
-処置開始2回目ぐらいの時-
次に4回目からの処置画像となります。
-4回目の処置から10日後-
受診3回目までは、10日経てば「カサブタのように白くなっていた」んですが、今回(4回目)は血豆みたいな感じになっています。(※見た目は画像よりもう少し赤いです)
もとさぶ
-5回目の処置後-
-(追記.2020/03/19)-
上記画像時から、いまだに通院しています。
『何か変化があったか?』というと…
少しずつイボの根が小さくなってきているようで、当初は「2週間後、再治療に来てください」という状態から、現在は「3週間後、再治療に来てください」といったレベルになりました。
「時間は掛かっているけども、少しずつは良くなってきている」という事でしょう。
もとさぶ
-(追記.2020/05/25)-
娘の尋常性疣贅がなくなり、一応処置としては完了しました。
もとさぶ
いずれにせよ、2019/11/12から処置が始まり2020/05/25までのおよそ7カ月間、液体窒素による処置を頑張っていたことになります。
イボの状態や個人差がありますが、この7カ月間は2歳の娘にとって地獄のような期間だったでしょう・・・
―処置が完了した状態の写真―
※ 尋常性疣贅の処置が完了しました。
液体窒素療法の他に、途中から【ヨクイニン】も処方してもらいました。
もとさぶ
ヨクイニン効果があったのかどうか正直分かりませんが…一度担当医と相談してみてはいかがでしょうか?
ただ、ヨクイニンは副作用が出る可能性があるみたいだから注意してね。
副作用の中の一つに「下痢」が挙げられているんだけど…私の娘は下痢とはならず、逆に便秘がひどくなった感じだった
もとさぶ
ピヨひこ