建築学生時に勉強・習得しておいた方が楽になる「ソフトやスキル」を解説

建築学生時に覚えておきたいソフトやスキル

この記事では『〇〇の建築作品は見ておくべき』といった事を紹介している記事ではありません。

ブログ管理人が『このソフトやスキルは学生時代に覚えていたら、社会人1年目、2年目はもう少し楽だったろうなぁ…』と今になって思うものを簡潔に挙げていきたいと思います。

 

-注意-

  • ブログ管理人は専門卒なので、大学生は参考にならないかもしれません(大学のカリキュラムが不明なため)
  • ブログ管理人は構造設計事務所に勤めているので、構造設計寄りの考えとなっているかもしれません
このページで分かることは?
  • ブログ管理人が実際に使用している「ソフト」
  • どのぐらいのレベルまで高める必要があるのか

ブログ管理人が実際に使用している「ソフト」

私が仕事でよく使用する「ソフト」は以下となります。

  • エクセル(Excel)
  • ワード(Word)
  • CAD(図面作成ツール)
    ※Auto CAD(有料)、Jw CAD(無料)の2種類のCADソフトが有名です
  • DW(ドキュワークス)
  • PDF(ピーディーエフ)
  • 解析ソフト(※構造設計)
優先順位として「①エクセル」「②CAD」「③DWまたはPDF」の順に覚えていけば良いと思う。

私が感じた汎用性の高いソフト順に並べているよ

もとさぶ

注意
エクセル、ワード、Auto CAD、DW、PDFは、いずれも有料です。

※ただし、パソコン購入時に「エクセル・ワード」が付いているパソコンもあります

有料の選択肢しかない場合は、無理して購入する必要はないかな。

少し大変だけど、働きながら(勤め先は購入しているはずです)覚えていこう

もとさぶ

どのくらいのレベルまで高める必要があるのか

どのソフトも完璧に使いこなそうとすると、なかなか難易度が高く、時間もかかります。

まずは「基本的な操作部分は使える」という状態にしましょう。

基本操作レベルは、必要最低限必要なスキル。

応用レベルは、仕事の業務を早くこなせるスキル

仕事の業務は基本的にソフトの使い方を知っておかないと話しにならない。

だから、基本操作レベルができる様になれば、とりあえずOK!!

もとさぶ

ピヨひこ

「とりあえずOK!!」というのは『周りに迷惑を掛けない』という意味。

使い方が分からないと迷惑を掛けてしまうからね

 

-基本的な操作とは-

エクセルの場合

  • エクセルで資料(計算書)等を作れる
  • グラフを作れる(棒グラフでも、チャートでも…なんでもOK。どのグラフも要領は似ている為)
  • エクセル関数をいくつか覚えている(SUM、IF、VLOOKUP、SQRT、PI…などなど)
  • 印刷することができる

 

CADの場合

  • 一般図を書く事ができる
  • 詳細図を書く事ができる
  • 印刷することができる
構造図で言うと一般図は『1/100~』

詳細図は『架構詳細図レベル(1/40、1/50)や雑詳細レベル(1/10、1/20)程度』だね

もとさぶ

メモ
「レイヤーを分ける」「線種を分ける」「縮尺を分ける」といった事も覚えておこう!

『一般図』レベルを書く事ができれば【CADの基本操作はマスターできている】と言えるでしょう

注意
『詳細図を書く』ということは、詳細の納まりを知っていないと書く事ができません。

時間がある場合、納まりについても少しずつ覚えていきましょう!

 

DWまたはPDFの場合

  • 文字を打ち込む事ができる
  • 線を引く事ができる
  • 重ねる、バラす事ができる
  • 印刷する事ができる

ただし、DW及びPDFは有料なので個人で所有するのは難しいかもしれません。

手元に無く、触る機会がない場合は、働きながら(勤め先は購入しているはずです)覚えましょう。

DW・PDFの操作方法は、2日もあれば覚えられると思うよ。難しいことじゃないからね

もとさぶ

まとめ

今回記事で紹介したソフトやスキルの中で、一番苦労すると思われるのが「詳細レベルの納まりを書く知識を覚える」ということ。

覚えるのに時間が掛かって大変だし。数値関係もたくさんあってややこしい…でも、必ず必要になる知識だよ

もとさぶ

構造設計で言うと以下のものから見始めると良いと思われます。

  • 鉄筋コンクリート構造配筋標準図
  • 鉄骨工作標準図
標準図は基本的な部分を押さえてくれている。

特別な手法や納まりでない限り「この標準図が準拠される」んだ

もとさぶ

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