ピヨひこ
また危険性等に対応したトレーニングバイク(AVIGO以外)も合わせて紹介するよ
もとさぶ
- レビュー箇所は「ハンドル・ブレーキ・サドル・タイヤ・重さ・組立て工具」の6箇所
- トレーニングバイクAVIGOの使用感
- トレーニングバイクAVIGOの危険性
- AVIGOで感じた危険性等に対応した「トレーニングバイク」や「装備」
目次
トレーニングバイク AVIGOをレビュー
3歳になる娘にトレーニングバイクのAVIGOをプレゼントしました。
今から部位毎にレビューをしていくんだけど、これから『トレーニングバイクを探す人』や『AVIGOを買おうか迷っている人』にとって必見な内容となっているから参考にしてみてね
もとさぶ
レビュー1-1:AVIGOの「ハンドル」
もとさぶ
トレーニングバイク界の生みの親「ストライダー」のハンドルはどうなっているのか
トレーニングバイク界でとても有名なメーカというのが【ストライダー】です。ストライダーの場合、ハンドルは360度回転します。
ピヨひこ
ハンドルと前輪タイヤは一緒に動きます。つまり、ハンドルが360度回転すれば、タイヤも360度回転してしまいます。「360度回転する」のは危険な気がしますよね。
ストライダーのハンドルが360度回転する理由は、ストライダーHP上でこう記載されています。
もとさぶ
ピヨひこ
さらにストライダーHPの「よくある質問」を覗いてみると、こんなやり取りがありました。
ハンドルの動きが自転車より多少固い気がするのですが?
幼児が対象のストライダーの場合、ハンドルが自転車と同様に円滑に動きすぎると、ハンドルの急な切れ込みによる転倒を招いたり、不安定な動作につながったりします。ストライダーは通常の自転車に採用されているベアリングは使用しておらず、ハンドルの動きに適度な重さを持たせることにより安全性を確保しています。
ピヨひこ
あまり事故報告は聞かないけど、気になる人は少し考えた方が良いかもしれないね
もとさぶ
AVIGOのハンドルはどうなっているのか
それで『AVIGOのハンドルは?』というと、AVIGO(他メーカも含む)のハンドルには可動域範囲があります。
~AVIGOのハンドル可動域範囲~
- 片側45度程度までしかハンドルは動かない
片側45度程度の為、ハンドル(及びタイヤ)が90度以上回転し「前のめりに転倒」してしまう。といった可能性は低くなるでしょう。
操作感に関しても特に問題はなさそうです。
レビュー1-2:AVIGOの「ハンドルグリップ」
もとさぶ
まずはAVIGOのハンドルグリップの特徴を挙げていきましょう。
~AVIGOのハンドルグリップの特徴~
- グリップの素材は「ゴム製」
- 他メーカと比べて太い
ハンドルグリップがゴム製であるメリット
ハンドルグリップがゴム製で良かったと思うのは【手が滑りにくい】ということ。
もとさぶ
幼児は握力がないので「手が滑りにくい仕様」のトレーニングバイクはおすすめです。
AVIGOのハンドルグリップは太い
AVIGOのハンドルグリップは他のトレーニングバイクよりも「太い方」だと思います。
ゴム製で手が滑りにくい仕様となっているものの、グリップが太いため(3歳になったばかりの)娘の手では握りにくそうでした。
ピヨひこ
ピヨひこ
ちなみに(写真を撮っていた当時の)娘の手の大きさはというと…
9.5cm~10.5cm程度
AVIGOも同様に測ってみると…
おおよそ内側11.0cm、外側12.0cm
もとさぶ
本来であるならば、ハンドルの中央部を握るのがベストだと思います。
もとさぶ
ハンドルグリップのレビューとしては「ゴム製であるのは良い」。だけど「太い」から持ちにくそう。という印象を受けました。
レビュー2:AVIGOの「ブレーキ」
まず大前提の話しとして【トレーニングバイクのブレーキは飾りのようなもの】ということ。
もとさぶ
AVIGOのブレーキは右側ハンドルのみ(後輪用ブレーキ)です。ブレーキの締め具合によって多少違いがあると思いますが…
- ブレーキの効果はほとんどないと言えるでしょう
もとさぶ
結果、AVIGOに限らずほとんどのメーカーのトレーニングバイクは【足でブレーキをかける(地面に足を付けて摩擦で止める方法)】しかありません。
トレーニングバイクのブレーキは「付いていないよりはマシ」、かつ、「ブレーキを握る練習の為のもの」と思っていた方が良いです。
レビュー3:AVIGOの「サドル」
AVIGOは3歳からが目安の対象年齢とされています。
もとさぶ
AVIGOのサドルの高さ
ピヨひこ
3歳3ヶ月となりますが、膝が少し曲がる状態で足を地面に付けて乗れています。サドルはまだ「低く」も「高く」もする事が可能となっています。
もとさぶ
AVIGOのサドルの固さ
トレーニングバイクは長時間乗るものではないと思いますが、大人目線で言うとサドルの固さは「固め」です。
もとさぶ
レビュー4:AVIGOの「タイヤ」
トレーニングバイクのタイヤは、ほとんどのメーカーが「EVAタイヤ」を採用しています。
ピヨひこ
もとさぶ
下写真のような素材がEVAタイヤです。
EVAタイヤは固く、ツルツルとした手触りです
上図写真はストライダーのタイヤ写真を持ってきた物ですが、下写真のAVIGOのEVAタイヤにも凹凸の溝が一応付いています。
もとさぶ
ただお子さまの「乗り方」などで違いが出ますし、EVAタイヤ自体の素材は変わらないので「横滑りの危険性」は0とは言えないでしょう。
雨が降った翌日や雪の日といった日は控えておいた方が良いと思われます。
レビュー5:AVIGOの「重さ」
トレーニングバイクの重さは各メーカーで全然違います。
ピヨひこ
もとさぶ
- トレーニングバイクは公道で走ってはいけない。つまり、一般道(歩道も含む)では使用できない為、担いで持ち運ばないといけない
- 仮に一般道でも使ったとしても、初めの内は(まだお子さんが)乗る事が出来ない為、乗れるようになるまで担いで持ち運ぶ必要がある
- 「自宅」から「乗る事が出来る場所」までの距離にかなり影響する
- 「片手に子供の手、片手にトレーニングバイク」という状態になる可能性が高い
- 3キロ程度の物でも長時間(10分程度でも)になるとしんどい
- トレーニングバイクは普通の荷物より持ちにくい
- 平日だと主にママが持ち運ぶ事となる
ピヨひこ
もとさぶ
AVIGOの重さは「3.25kg」となっています。
各メーカーでバラつきがかなりありますが…比較的「平均~やや重い」に属すると思います。
なので、女性の方だと遠くまで担いで持ち運ぶのは、なかなか辛く感じるかもしれません。
なので、実際の重量よりも重たく感じるかもしれません
もとさぶ
また、子供の機嫌によって左右されてしまう(乗らなくなる、言う事を聞かない等)ので、子供が成長しても期待しない方がいいでしょう
レビュー6:AVIGOの「組立て工具」
トレーニングバイクは基本的に購入者が組立てないといけません。
またAVIGOでは付属されている六角を用いて、金具を締めていきます。
締める場所は「ハンドルと前輪タイヤフレーム」「サドルと後輪タイヤフレーム」となります。
もとさぶ
この工具を無くすとやっかいです。もし無くしてしまった場合、ボルト穴にあった六角を用意しないといけません。
ピヨひこ
それにね「高さ調整する度に工具が必要になるのは面倒くさい」とやっぱり感じたよね
もとさぶ
AVIGOを購入する場合は工具等をしっかりと管理するようにしましょう。
トイザらス トレーニングバイクAVIGOのレビュー:まとめ
でも、その前に「AVIGOのレビュー」が分かりやすいようにまとめてみたよ
もとさぶ
~AVIGOのレビューまとめ:良い所・悪い所~
AVIGOで感じた危険性等に対応した「トレーニングバイク」を紹介
もとさぶ
ブレーキ:「D-bike KIXV」はLBSブレーキが搭載
AVIGOのブレーキレビューで解説していたように「ブレーキをキツク締めると幼児の握力では握れず…逆に、ブレーキを緩めると、握れるがブレーキとしてほぼ意味がなくなる」という状態に配慮したトレーニングバイクを紹介します。
もとさぶ
「ブレーキなし」「フットブレーキ」「ブレーキはあっても役に立たないブレーキ」といったトレーニングバイクが多い中、ブレーキに配慮されているのが「D-bike KIXV」トレーニングバイクとなります。
もとさぶ
ピヨひこ
D-bike KIXVのLBSブレーキとは「2歳児の握力でも操作できるブレーキ」です。
もとさぶ
タイヤ:ゴム製タイヤのトレーニングバイクを選ぶなら「SPARKY」
SPARKYのトレーニングバイクは大人の自転車同様「ゴムタイヤ」です。
その為、EVAタイヤを採用しているトレーニングバイクよりも滑りにくいと言えます。
- SPARKYはほとんど組立てられた状態で届くので「組立て手間がかからない」といったメリットもあります
ただ乗る機会の少なさ、場所、大人よりも体重が軽い事を考慮すると、パンクする可能性は低いとは思うけどね
もとさぶ
重さ:軽さを重視するならトレーニングバイクの中でもかなり軽量な「ラングスジャパンのアルミボディ」
AVIGOは重さが3.25kgでやや重たい部類に属します。
おおよそ3kg前後の重さが多いトレーニングバイクの中でもかなり軽量なのが「ラングスジャパンのアルミボディ」です。
もとさぶ
ピヨひこ
- ラングスジャパンのアルミボディは2歳から対象年齢となりますが、耐荷重は20kgまでなので注意してください
平成22年度調査結果による0歳~5歳までの「男子の平均身長・体重」「女子の平均身長・体重」を載せておきます。参考にしてください(身長・体重は個人差がかなりあります)
年齢:体重(kg):身長(cm)
0歳:4.78kg:55.5cm
1歳:9.28kg:74.9cm
2歳:12.03kg:86.7cm
3歳:14.10kg:95.1cm
4歳:15.99kg:102.0cm
5歳:17.88kg:108.2cm
年齢:体重(kg):身長(cm)
0歳: 4.46kg:54.5cm
1歳:8.71kg:73.3cm
2歳:11.39kg:85.4cm
3歳:13.59kg:93.9cm
4歳:15.65kg:100.9cm
5歳:17.64kg:107.3cm
AVIGOで感じた「あると便利な装備」を紹介
絶対に必要というわけではないから参考程度に留めておいてね
もとさぶ
- ハンドル保護
- スタンド(トレーニングバイクを立てかけるもの)
- 六角
ハンドル保護とスタンドはあれば便利
ハンドル保護は、ケガ予防にあれば良し。
スタンドは、車体に付いていれば収納しやすいですし、出先でもトレーニングバイクを寝かす必要がなく汚れにくいです。
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六角は無くなりやすいから注意が必要
トレーニングバイクの「組立て」や「調整」には六角が必要となります。
購入時に付いてきますが、無くしてしまうと何も出来なくなるのでしっかりと管理をしておきましょう。
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欲しいパーツ・装備をカスタマイズしたいなら「ストライダー」
もとさぶ
ストライダーは「ストライダー専用HP」から欲しいパーツを別途購入する事が出来ます。
カスタマイズ性の高いところが、ストライダーの人気を上げている一つの理由となっています。
色もたくさん種類があるんだよ
もとさぶ
~ストライダーのオプション例~
- ブレーキ(フットブレーキ)
- ハンドル保護
- ハンドルグリップ
- スタンド…などなど
まとめ
トレーニングバイクはかなり種類が豊富で、プレゼントする側は色々と迷うところでしょう。
もとさぶ
4歳になった娘はまだ変わらず喜んで乗ってくれています。試乗できるのならば、試乗をしてみて様子を見るのも良いでしょう。
ピヨひこ