ピヨひこ
色々と調べてみたから「見るべきか、見なくてもいいか」判断してね
もとさぶ
- 直前資料の内容について
- 実際に直前資料から何問出題されたのか
- 出題された問題はどんな問題だったのか
- 「見るべきか」「見なくていいか」…管理人ならどうするか(個人的判断)
- 直前資料を見るとどれぐらい時間がかかるのか
- 全てに目を通す為の対策について
また、2014年度の時のもので、なおかつ、日建学院の直前資料しか持っていません。
一冊だけでの検証結果になることをご了承ください
直前資料の内容について
もとさぶ
もとさぶ
『比較的見覚えのある問題の集まり』という印象が強かった
もとさぶ
ピヨひこ
直前資料の中には「時間の無駄」と感じるぐらいの『簡単過ぎる問題』も混じっています。
直前資料の大きさについて
もとさぶ
見開いた感じは下写真を参考にして下さい。
問題数は科目で違う
直前資料の問題数は科目で違います。また「本試験と同じ問題数」という訳でもありません。
計画:20問
環境・設備:30問
法規:50問
構造:50問
施工:50問
また日建以外の直前資料は全く異なる可能性があります
実際に直前資料から何問出題されたのか
ピヨひこ
もとさぶ
比較するのは「2014年度の直前資料」と「2014年度の本試験問題」です。
計画:5/20(25%)
環境・設備:5/30(16.6%)
法規:未調査
構造:16/50(32%)
施工:8/50(16%)
その他の科目で言うと…だいたい「16%~32%」の比率で出ていたみたいだね
もとさぶ
ピヨひこ
でも何度も言っているけど注意してね
もとさぶ
- 「日建の直前資料のみでの判断である」ということ
- 「2014年度がたまたま的中しているだけで、その他の年度は不明である」ということ
- 「他学校の直前資料はどうなのか不明である」ということ
出題された問題はどんな問題だったのか
もとさぶ
少し長くなるので下記記事に検証結果を載せています。参考にどうぞ。

検証の仕方は「日建直前資料の問題文」と「本試験の問題文」で類似している問題を並べて表示しています。
「見るべきか」「見なくてもいいか」…管理人ならどうするか
もとさぶ
ピヨひこ
あと一つ聞いておきたいんだけど、どうして初年度は日建の直前資料だけ貰ったの?
ちなみに日建の直前資料になったのは「たまたま先に受け取った」だけの話しなんだ
もとさぶ
見なくてもいい理由:まとめ
- 基本的に知っている問題が多い(勉強度合いで違う)
- 直前資料とは別の「復習用資料」があれば、復習用資料を見るべき。
おそらく復習用資料は「自分自身が苦手とする分野」「覚えないといけない」といった内容をまとめているはずだから - 直前資料の量が多く、全て読み切れず中途半端に終えてしまう可能性があるため
- 仮に知らない問題が載っていても、短い休憩時間で覚えられるか分からないから
もとさぶ
直前に新しいものを詰め込むことは、混乱の元になるので個人的におすすめしません。
ですが…見ても良いかな?!と思える人についてもまとめてみました。
- 復習用資料を用意していない人
- 休憩時間中に特にする予定がない人
- 短時間でポイントを押さえたいという人
もとさぶ
直前資料を見るとどれぐらい時間がかかるのか
直前資料を利用すると決めたものの「掛かってしまう時間」をある程度予測していないと、全てに目を通すのは難しいと思います。
今一度直前資料を見てみましょう!
ピヨひこ
もとさぶ
続いて30分を基準とした場合の「科目毎にかかる目安時間」を算出していきたいと思います。
「科目毎にかかる目安の時間」を考えてみた
また日建以外の直前資料は全く異なる可能性があります
あくまで「かかる総時間を30分」とした場合だから注意してね
もとさぶ
計画:20問
環境・設備:30問
法規:50問
構造:50問
施工:50問
問題数:「200問」
1800秒/200問=9秒/問
ピヨひこ
もとさぶ
環境・設備:4.5分(270秒)
法規:7.5分(450秒)
構造:7.5分(450秒)
施工:7.5分(450秒)
ピヨひこ
「じゃあ、どうするのか」といった対策を練る事が出来るからね
もとさぶ
ちなみに2016年度の一級建築士試験日程を記載しておきます。
休憩時間と「直前資料にかかる時間」に気を付けましょう。
内容 | 時間 |
注意事項等説明 | 9:30~9:45 |
学科Ⅰ・Ⅱ(計画、環境設備) | 9:45~11:45 |
休憩 | 45分 |
注意事項等説明/法令集チェック | 12:30~12:55 |
学科Ⅲ(法規) | 12:55~14:40 |
休憩 | 20分 |
注意事項等説明 | 15:00~15:10 |
学科Ⅳ・Ⅴ(構造、施工) | 15:10~17:55 |
まず休憩時間を確保できるのは、以下の時しかありません。
- 午前9:30分まで(注意事項等説明が始まるまで)
- 昼休憩の45分間
- 法規試験が終わった後の20分間
休憩時間の使い方などを解説した記事は以下となります。

全てに目を通す為の対策について
もとさぶ
- 前年度の直前資料を持っている場合は「どれぐらいかかるのか」正確な時間を測って把握し、当日に生かす
- 試験会場入りをかなり早めて目を通す
- 初めに目を通す際に重要箇所にはマーカーを付けて、再度使用時に備える
まとめ
私みたいに『直前資料なんていらないやっ!』という人は、自身で用意した復習用資料を活用してください。
『いやいや…直前資料を使用するぞ』という人は、目安時間30分だと1問あたり9秒という計算になり、あまり現実的ではありません。
全てに目を通す為の対策が必要になると思います。
誰でも出来る対策として「試験日当日は早めに会場に入って目を通す」が最適かな。私は思います。
当日「どうしよう?」と迷わない為にも作戦を立てて、スムーズに対応できるように準備しておきましょう。