今回取り挙げる内容は一級建築士定期講習ですが、基本的に二級建築士定期講習も同じ事が言えるので参考にしてみて下さい
ピヨひこ
ちなみに日建で定期講習を受講してきたよ
もとさぶ
- 定期講習の受講内容
- 定期講習の難易度
- 定期講習に必要な持ち物
定期講習の受講内容
受講内容は以下について説明していきたいと思います。
- 1日の流れ
- DVD映像による内容(解説スピードやポイントについて)
- 「事前勉強の有無」「合否」について
一級建築士定期講習の1日の流れ
もとさぶ
毎年同じ時間構成ではないかもしれないので、ご自身で再確認をお願いします。
日建学院定期講習 カリキュラム
上記画像をまとめると…
- 定期講習の時間は「9:00~17:20」まで
- 各授業時間は「約60分」程度
- 休憩時間は「10分」昼食時間は「約60分」程度
- ガイダンス、コラム、質問ライブは「5~10分」程度
- 試験時間(終了考査)は「60分」
コラムは大学教授が挙げる「今後の建築士に求められること」といった内容です。
質問ライブは「その場(LIVE)で受講者が質問できる…という事ではなく事前(以前?!)に質問を受けていた事項への補足説明」といった内容です
「ガイダンス・コラム・質問ライブ」といった部分は、終了考査の試験に出題されませんでした。
よって、試験問題に直接影響するのは1~5限目までの授業となります。
DVD(映像)による解説スピードについて
もとさぶ
授業には当日配布のテキストを用いて、テキストの1ページ目から最終ページまで映像による解説を受けます。
そして解説スピードはかなり早いです。
その根拠として「テキストの総ページ/時間」でザックリと計算してみたところ…1分につき0.86ページのペースで解説が進んでいる事が分かりました。
なので、ほとんどの方はペースが早い!と感じてしまうと思います。
定期講習のポイントについて
ピヨひこ
もとさぶ
授業の各章終わりには「終了考査の試験で出るかもしれないポイント」への解説に移ります。
このポイントをしっかりと押さえておけば、ある程度点数を稼ぐ事が出来ます。
「出るかもしれないポイント」の解説時間はかなり短い
注意しておきたいのが「出るかもしれないポイント」への解説時間がかなり短いということ。
その為、アンダーラインなどを引いていると次の「出るかもしれないポイント」を聞き逃すかもしれません。
「出るかもしれないポイント」は4割程度しか修了考査試験に出てこない?!
ピヨひこ
もとさぶ
定期講習の解答用紙は持ち帰る事が出来ません。
その為検証は不可能なので、あくまで感覚的なものとなります。
ただ「ポイントをチェックしているから大丈夫!」と思って試験に臨むと、思った以上に出題されずビックリして動揺するかもしれないので伝えておきます。
ピヨひこ
では、残りの6割が「どこから出題されるのか」「どう対策をすれば良いのか」は下記を参考にして下さい。
- テキスト内のどこかに解答が埋もれている
- 埋もれている解答は「目次と付箋」を使用し見つけやすくする(理由は後述します)
事前勉強の有無と合否について
事前勉強の有無について
初めて受講する場合「事前勉強はしておいた方がいいのかな?」と不安になると思います。
ですが…事前勉強をする必要はないです。
講習内の授業だけで十分対応出来ます。
もとさぶ
合否について
合否は合格でも不合格であっても通知は届きます。
届く場所は、受講を申し込んだ時の住所になると思いますが、気になる方は学校に問い合わせてみて下さい。
定期講習の難易度
建築士定期講習の合格率は公表されていません。その為難易度も分かりません。
ただ、不合格となる人はあまりいないと聞くので、しっかりと受講していれば合格出来るでしょう。
もとさぶ
終了考査試験は時間との勝負
終了考査試験を分かりやすく例えると「法規試験」だと思います。
ピヨひこ
- 試験時間は60分
- 問題数は40問で「〇、×」2択のマークシート方式
- 受講テキストも使用可
上記より、テキストを駆使しながら1問辺りに使える時間は90秒となります。
ピヨひこ
問題によってはテキストを使用しなくても答えられる問題もあります。
ですが、法規試験同様言い回しには注意しなければいけません。
もとさぶ
終了考査試験には「ある法則」がある
ピヨひこ
終了考査試験は「テキストの各章順(目次順)に出題されている」ということです。
もう少し詳しく説明すると…
例えば、テキストの目次がA章~E章あり、各章には3つの枝番があるとします。
私が見つけた法則が正しければ、試験問題の並びは「A章-1 → A章-3 → B章-2 → C章-1 → E章-2・・・」といった様な順番で出題されるはずです。
もとさぶ
その為テキストを何度も往復(行ったり来たり)する試験内容ではありません
定期講習に必要な持ち物
定期講習に必要な物を挙げていきたいと思います。
- 受講票
- 証明写真1枚(タテ3cm×ヨコ2.4cm、正面無帽、白黒も可)
- 筆記用具
- 蛍光ペン1色(ピンクが目立つ)
- 付箋
日建では教室内に時計もありますし、試験中はモニターに残り時間も表示される為、時計は必要ないと思います。
もとさぶ
付箋を使うメリット
付箋を使う場所は「出るかもしれないポイント」箇所に貼る事でテキストが見やすくなります。
- 「出るかもしれないポイント」からの出題はすぐ見つける事が出来る
- 「出るかもしれないポイント」以外からの出題でも付箋間を探せば見つけやすい
ここで一つ例を挙げます。
上記条件の場合…
ピヨひこ
もとさぶ
私は長めの付箋を使用していましたが邪魔でした
終了考査試験は「目次と付箋」を活用して解くべし
修了考査試験のコツをまとめてみました。
- 問題を確認後、目次でだいたいの場所を探す
- 「出るかもしれないポイント」からの出題か確認する
- 付箋間に埋もれている解答を探す
もとさぶ
まとめ
以上で定期講習についての解説を終わります。
また「定期講習の修了証が届くまでの期間」を下記記事にまとめているので参考にしてみて下さい。
