大手資格学校が実施する建築士製図講座は、費用がとても高く経済的負担が大きくなります。
また独学の場合、独学で合格できるほど製図試験も甘くなく、合格できる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。
では、結局『高額となる大手資格学校の講座を受講しなければならないのか?』と思われるかもしれませんが、製図試験はポイントやコツをしっかりと押さえることが出来れば合格も可能です。
なので、大手資格学校の講座に固執する必要はないと言えるでしょう。
今回は【格安費用で製図試験のポイントをしっかり押さえつつ、合格を目指す方法】を紹介したいと思います。
- 製図試験対策で押さえるべきポイント
- 大手資格学校の製図講座費用
- 格安費用で合格を目指す方法
製図試験対策で押さえるべきポイント
製図試験対策で押さえるべき【ポイント=絶対条件】は2つあります。
―製図試験対策のポイント(絶対条件)―
- 1. 製図のノウハウを得る
- 2. 添削してもらう
-製図ノウハウについて-
製図試験は模写(トレース)試験ではなく、自身の知識を使い作図していく必要があります。
作図する為の知識がなければ、図面を書くことができず試験にも対応できません。
-添削について-
製図試験は「作図」と「計画の要点」があります。
いずれも独自視点の添削だけでは、不足があったり、ミスにも気付きにくいです。
その為、第三者かつ製図試験に精通したプロの目の添削が必要となります。
続いて、大手資格学校の講座費用を見ていきましょう。
大手資格学校の製図講座費用
大手資格学校は「総合資格」「日建学院」「TAC」の3社に加えて「全日本建築士会」の費用を紹介します。
(※あくまで目安の費用となります。詳細は各HPにてご確認ください)
学校名 | コース | 製図講座費用 |
総合資格 | 通学 | 500,000円(税別) |
通信 | 講座なし | |
日建学院 | 通学 | 450,000円(税別) |
通信 | 130,000円(税別) | |
TAC | 通学 | 250,000円(税込) |
通信 | 200,000円(税込) | |
全日本建築士会 | 通学 | 198,000円(税込) |
通信 | 185,000円(税込) |
大手資格学校の中で一番安い製図講座は、日建学院通信講座の13万となっています。
格安費用で合格を目指す方法
それでは、格安費用で製図対策のポイントを押さえつつ、合格を目指す方法を紹介していきます。
製図のノウハウ
まずは、製図試験のノウハウ(知識)に対応する方法です。
- 製図講座の「スタディング」(オンライン学習) ¥48,000(税別)
- 「製図試験のウラ指導」(テキスト学習) ¥3,960(税込)
スタディングでは10%OFFクーポンを利用でき(期間限定)上記費用よりもう少し抑えることができます。
スタディングは、オンライン(WEB上)での学習スタイルで、PC・スマホ・タブレットの全てで利用ができます。
【いつでも・どこでも】活用できるので時間を有効に使えます
オンライン資格 スタディングのサービスは以下からどうぞ
スタディングで基本的な部分を押さえて、ウラ指導で補強するようなイメージとなります。
学科試験に対応した「法規のウラ指導」のテキストもあり、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
テキストは、建築士試験対策としての利用者も多く、低価格で購入できるので、ぜひとも活用したいところです
製図の添削
続いて、独学では非常に対策が難しい添削に対応する方法です。
- 教育的ウラ指導の後半戦パーフェクトコース(通信講座) ¥92,400(パックコース・税込)
- 通信添削5課題 77,000円(税込)
- 国語力開発講座 49,500円(税込)
- 過去問題研究講座 16,500円(税込)
パックコースとして利用した場合は92,400円(税込)となり、およそ35%OFFとなりお得です。
教育的ウラ指導では「前半戦(製図試験のみの長期組)」「後半戦(学科試験からの短期組)」のコースで分かれています。
また、講座の種類も多く、組合せ(パック)の種類もいくつかあり、費用がガラッと変わります。詳細はウラ指導のHPをご確認ください。
(上記の費用は、パックで全講座を申込みした金額となっています)
格安サービスの費用合計
「製図のノウハウ」と「添削」で紹介したサービスの費用の合計です。
サービスの名称 | 費用(税込) |
製図試験のウラ指導(テキスト) | 3,960円 |
スタディングの製図講座(WEB学習) | 51,840円(48,000円) |
教育的ウラ指導 | 92,400円 |
合計 | 約148,200円 |
スタディングの10%OFFクーポンを利用した場合の費用は【143,016円(税込)】となります。
ピヨひこ
ここで注意したいのが、日建学院の通信講座です。
講座費用は13万(税別)と安いですが…添削サービスが十分ではありません。
日建学院の通信講座では、3課題のみが添削対象となっています。
添削課題1:エスキスの進め方・ゾーニングプランニング講義
添削課題2:設備設計の考え方・ゾーニングプランニング講義
添削課題3:ゾーニングプランニング講義
(※日建学院HPから引用)
もとさぶ
まとめ
- 製図試験のウラ指導(テキスト)―ノウハウ―
- スタディングの製図講座(オンライン学習)―ノウハウ―
- 教育的ウラ指導(通信講座)―添削―
上記の方法を用いて、製図試験対策のポイントをしっかり押さえていけば、格安(約15万)での合格も可能だと思います。
ぜひ検討してみてください。
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