一級建築士製図 試験には【5箇所】足切りがあるって事知ってた?

必勝1

今回は一級建築士製図試験の足切りについて説明するよ。

足切りと重要項目をしっかりと押さえておこう

もとさぶ

このページで分かることは?
  • 製図試験の【足切り5箇所】について
  • 「足切り」と「重要項目」について

製図試験の足切りは5箇所ある

ピヨひこ

足切りって…「階段・EVの不整合」とか。「面積オーバー、足らず」とか「要求室の書き忘れ」とかの話しじゃないの?
その部分も有名な足切りなんだけど…実は国土交通省HPに足切り箇所重要視している箇所が明記されているんだ

もとさぶ

国土交通省で明記されている製図の足切りについて

下記リンク先は国土交通省HPで「一級建築士試験製図試験内容の見直しの具体的対応PDF」から足切りの内容を確認出来ます。

参考 国土交通省の足切りについて一級建築士試験製図試験内容の見直しの具体的対応について

ピヨひこ

どんな事が書いてあるの?
簡単に説明すると…
『平成21年度以降製図試験が大きく変わるよ。変化する部分や製図試験の構成を見直したからよろしくね』という感じかな。

次にその資料を引用するからしっかり見ておいてね

もとさぶ

一級建築士製図試験の足切り箇所を引用

早速「足切り箇所」を見ていきましょう!

製図足切り

引用資料が見にくい場合は下記をクリックしてみてください。『合格基準の設定に関し~…』箇所を抜粋して記載しています。

 合格基準の設定に関し、配点構成を「空間構成(※1)」と「意匠・計画(※2)、構造、設備」に大別し、「空間構成」に関し、足切り点を設定するものとする。

(※1):建築物の配置計画、ゾーニング・動線計画、所要室の計画、建築物の立体構成等

(※2):図面表現、所要室の機能性・快適性等

講師達が「ゾーニング」「動線」が悪いと受からないと口を揃えて言っていたのはこういう理由なんだね

もとさぶ

補足
どういった所が足切りとなったりするのかは判明しました。

ですが、度合いまでは分からず明確に出来ている資格学校はありません。どこの学校も手探り状態であると言えるでしょう

ただ「5つの足切りポイント」「3つの重要ポイント」を知っている人と知らない人とでは製図対策の取り方、勉強の取り組み方が全然違うものとなるでしょう。

ピヨひこ

確かに知っているだけでエスキスを組立てる時とか意識するポイントが全然違ってくるもんね

「足切り」と「重要項目」について

「合格基準の設定」を読んで貰えば気付くと思うけど、念のために整理しておこう

もとさぶ

製図試験では「足切り」以外に「重要項目」があると想定する事が出来ます。

~合格基準の設定より~
「【(※1)空間構成】に足切りを設定する」と明記されています。さらに空間構成について細かく記載されているので見ていきましょう。

足切り:(※1)空間構成

  • 建築物の配置計画
  • ゾーニング
  • 動線計画
  • 所要室の計画
  • 建築物の立体構成等

続いて、足切りではないけどとても重要な項目と予想される箇所を見ていきましょう。

重要項目:(※2)意匠・計画、構造、設備

  • 図面表現
  • 所要室の機能性、快適性等
製図試験で友人の犯したミスが大きな減点となっていたんじゃないか?と仮説を立てていた記事があるんだ。良かったらそっちの記事も見てみてね

もとさぶ

友人の大きな減点は【事務室の面積が小さ過ぎた事】…よって「(※2):図面表現、所要室の機能性・快適性等」に引っ掛かっていたと予想しています。

勉強1一級建築士製図 パッシブデザイン(吹抜け等)採用時の注意点を解説

まとめ

今回は一級建築士製図試験の足切りと重要となる項目についてを解説しました。

要求室には「機能性・快適性」も求められている。忘れない様に気を付けてね

もとさぶ

また足切り・重要項目をしっかりと押さえておけば、大きなミスには繋がらないはず。
普段のエスキス練習時から意識してトレーニングしていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です