一級建築士製図 記述は作図同等に重要というのは本当なのか

会議1

ピヨひこ

資格学校の講師から『記述はしっかり埋めて下さい。作図と同じに重要です』と言われたんだけど、どうなんだろう?
もちろん。重要だとは思う…でも同等に重要とは思わないかな。

個人的には作図の方がかなり重要で、資格学校が『作図:記述、5:5』としているなら個人的には『作図:記述、6:4(もしくは6.5:3.5)』という印象かな。記述は4あれば十分だと思う

もとさぶ

注意
明確な根拠はありません。

管理人が一級建築士製図試験を受けてみて感じた印象となります。
理想は「記述枠を100%埋める」ことなので、あくまで参考程度に留めておいて下さい

このページで分かることは?
  • 資格学校の「記述は作図同等に重要」という根拠について
  • 一級建築士製図試験時の管理人の出来栄え
  • 管理人の見解と資格学校の独自採点表について

資格学校の「記述は作図同等に重要」という根拠について

ピヨひこ

そもそも資格学校はなにを根拠にしているんだろう
資格学校では生徒達の復元図面を見て「仮の図面ランク」を付けるんだ。

そして「合格発表の合否結果」を受けて「作図と記述は同等」という根拠を出している

もとさぶ

MEMO
資格学校の仮ランクは「独自の採点表」を使います。

ランクの種類は「Ⅰ、ⅠA、ⅠB、Ⅱ、ⅡA…」といった具合に分けられる

資格学校の仮ランクは「あくまで目安」であるということ

まず、資格学校が付けるランクは目安である。という事を覚えておきましょう。

当時、資格学校で付けられた私の復元図面の仮ランクはⅡ(つまり不合格)だった。でも、合格発表の合否結果はⅠで合格していた。

逆に復元図面の仮ランクがⅠBであった友人は不合格になっていた

もとさぶ

この事から資格学校が挙げる独自の採点表結果は良くも悪くも外れる可能性がある…ということを認識しておきましょう。

ピヨひこ

合格しているかも!…っと思ってたのに落ちていたらとてもショックだよね…資格学校はどう説明するんだろう?!
その説明こそが資格学校の「作図は記述同等に重要」という流れに繋がるんだ

もとさぶ

仮ランクⅠで不合格になった場合、しわ寄せは記述にくる

復元図面ランクⅠBの友人は一体なにがいけなかったのか…資格学校の答えはこうなります。

  • きっと記述の内容が悪かったのかな
  • 記述の書いている量が少なかったのかな
  • 記述と図面に不整合があったのかな
こういった具合に作図は合格ラインだったけど、記述が合格ラインではなかった「のかもしれない」という結論が出て、『作図と記述は同等』という方程式となるんだ

もとさぶ

ピヨひこ

…本当に記述で落ちたのかどうかも分からないね
そうだよね…逆に私の記述の出来栄えの方が、友人の記述よりもかなり酷かった。どんな出来栄えだったか説明していくね

もとさぶ

一級建築士製図試験時の管理人の出来栄えを解説

2016年度製図試験「子ども・子育て支援センター(保育所、児童館・子育て支援施設)」の記述出題内容(A3用紙)を簡単にまとめると以下となります。

  • 左側は文章形式の出題
  • 右側は「上側半分:文章形式」「下側半分:図示形式」の出題
私の出来栄えは…というと…

もとさぶ

  • 左側の文章形式は、ほぼ100%埋める事が出来た(資格学校課題でも出題があった=学習済)
  • 右側の文章形式、及び、図示形式は初めて見た内容でほぼ埋められなかった(資格学校課題で対応しきれなかった)
  • 右側の書き込み量は「文章形式:70%」「図示形式:50%未満」程度
左側の文章形式で問われた内容は「周辺環境を考慮した配置計画」「セキュリティ」「動線計画」「部材断面、架構種別、スパン割り」「天井等落下防止対策」「基礎構造について」…といった内容だったよ。

右側には「①:環境負荷低減の手法、太陽熱、地中熱、井水の利用方法と効果」「②:自然採光、自然換気」「①および②を図示」といった内容だった

もとさぶ

ピヨひこ

もとさぶさんの仮ランクはⅡだったんだよね。
講師の説明はどうだったの?
『作図以前に記述だけで判断しても不合格になっているだろう』とはっきり言われたよ。…また来年か…と、かなりショックを受けた

もとさぶ

記述が出来ない時の対応策(切り替え方)

なんとか記述枠を埋めようとするけど『もうこれ以上記述を埋められない』と思った時の対応策(ポイント)を書きます。

  • 記述は最低でも70%埋めるまで頑張る
  • 「もしかしたら記述で落ちるかもしれない」という事は覚悟して気持ちを切り替える
  • 作図の補足説明に力を入れる
  • 指定外の要求室への什器も記載する
単純なことだけど…記述で手が止まってしまうぐらいなら作図に力を入れていこう。

私も記述がどうしても埋められなくて手が止まっていた。
落ちるかもしれないけど…と気持ちを切り替えて作図図面を充実させる(書き込み量を増やす)選択をした

もとさぶ

ピヨひこ

その選択が正しかったかどうかは分からないけど、記述で手が止まって何もしないよりは少しでもベストを尽くしたいよね
MEMO
指定されていない要求室への什器を追加していたのは、クラス内では私一人だけでした。
図面の書き込み量が多いということは、他の受験者よりも多少目立つ図面となっていたのかもしれません

管理人が取った製図試験中の判断

ピヨひこ

もとさぶさんも、まさか記述を埋められないと思ってもいなかっただろうから、焦ったでしょ?
かなり焦ったよ~選択肢は2つあったからね

もとさぶ

~選択肢1~

 

埋められるか分からない記述だが、作図同等に重要であると教えられている為、記述の書き込みを粘る

~選択肢2~

 

記述よりも作図の「補足説明、什器」の書き込み量を増やす

結果、選択肢2を取った。判断基準は以下としたよ

もとさぶ

  • 最重要とするのは図面ではないか?ということ
  • 補足説明や什器等を十分に書き込めれば、他受験者と比べて図面の印象度が高くなり有利(差別化を図れる?!)かもしれない。ということ(※図面においては)
  • 記述はあくまで図面(補足説明)の一部である。ということ
記述で考え込んで無駄に時間を取られるぐらいなら、図面にインパクトが残るようにしよう!!と思ったわけ。だから少しでも多く情報を書き込むことにしたんだ

もとさぶ

実際の仕事でも図面を見て話しが進みますし、図面が無いと話しになりません…

このことから「作図 > 記述」と判断し重要度を決定しました。
たまたま運が良かっただけかもしれませんが…

ピヨひこ

試験当日に…大一番の賭けだね

管理人の見解

一級建築士製図合格発表の結果を受けて私なりにいくつか考察してみた

もとさぶ

  • 私の記述状態(右側半分はほぼ埋められていない)から判断して「作図と記述は同等とは言えないかも」ということ
  • そもそも資格学校の独自採点表が正しいわけではない
  • 作図ボリュームは多いほど良い

資格学校の独自採点表について

ピヨひこ

ちょっと疑問なんだけど…

「記述に難ありだったもとさぶさん」と「記述は問題なく埋めていたお友達」…でも資格学校で貰った仮図面ランクは「もとさぶさんがⅡ」で「お友達がⅠB」…一体なにが違ったんだろう?

良いところに気付いたね。そこが一番大切なポイントだと思うんだ

もとさぶ

記述に問題が無かったとすれば、どこに原因があったのか?!

友人の図面は資格学校の独自採点表から漏れた所で「図面への大きな減点」があった?!

こう解釈するのが正しいのではないでしょうか。

補足
実際に友人の図面では「保育室部門の事務所面積がかなり過小」だった。

そのため【所要室の機能性】が損なわれ「大きな減点」となっていたのかもしれません。(記事終わりの「製図の足切り箇所」参照)

資格学校の「独自採点表をクリアしているから安心!」というわけではないので注意しましょう!

ただ「作図と記述は同等ではない」というのは、ただの個人的な見解であって、正直根拠はない。

もし周りに私と同様「記述はあまり埋められなかったけど、作図に力を入れて合格した」という人がいるのなら、私が言う『作図:記述の割合は6:4、もしくは、6.5:3.5』の可能性は十分に考えられる。

…以上で解説は終わり。下の記事も参考にしてみてね

もとさぶ

必勝1一級建築士製図 試験には【5箇所】足切りがあるって事知ってた?

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