もとさぶ
- 資格学校で挙げられている製図試験6時間30分の時間配分
- 2017年、2018年の製図試験で共通すること
- これからの製図試験の考え方
- 管理人が考える今後の製図試験を想定した6時間30分の時間配分の見直し
目次
資格学校で挙げられている製図試験6時間30分の時間配分について
もとさぶ
エスキス:2時間
記述:1時間
作図:3時間
見直し:30分
2017年、2018年の製図試験で共通すること
「2017年(平成29年度)製図試験:小規模なリゾートホテル」「2018年(平成30年度)製図試験:健康づくりのためのスポーツ施設」に共通して言えることがあります。
~2017年・2018年の製図試験に共通していること~
- どちらの試験もエスキスを完成させるまでの時間が想定以上に(2時間以上)掛かっている受験者が多くいた。ということ
- エスキスに時間が取られてしまった為「書き込み量が少ない」「図面未完成」といった人が例年以上に増えた
もとさぶ
- 2017年(平成29年度)は難易度がとても高く、多くの受験者がエスキスをまとめるのに苦戦した
- 2018年(平成30年度)は問題用紙がA2サイズとなり、単純に「問題文を読む」という行為自体に時間が取られ、作図に使える時間が少なくなった
近年の製図試験傾向から「問題文を読み切る・エスキスをまとめる」ことを2時間では、かなり難しくなってきているのかもしれません。
ピヨひこ
もとさぶ
これからの製図試験の考え方
試験当日にならないと問題の詳細は分かりませんが…「エスキスを完成させるまでに時間がかかる」とすれば、製図時間である6時間30分の時間配分を見直す必要があります。
管理人が考える今後の製図試験を想定した時の6時間30分の時間配分の見直し
ピヨひこ
記述時間(1時間)は短くすることが出来るのか
もとさぶ
~記述で時間短縮が期待できない理由~
- 試験当日にしか記述ボリュームが分からない
- 図示形式の問題があった場合、文章形式よりも時間が掛かってしまう恐れがある
こういった点を考慮すると記述にはあまり期待できません。記述への時間配分は従来通りの1時間とするべきでしょう。
見直し時間(30分)は短くすることが出来るのか
ピヨひこ
もとさぶ
~見直しで時間短縮が期待できない理由~
- 「エスキス時点」「最終チェック」への見直しはとても大事である(重大なミスを防げるから)
- 見直し時間は緊急時に使える為、もしもの時の保険時間とする
もとさぶ
その為、見直しへの時間配分は従来通りの30分とするべきでしょう。
作図3時間という時間配分を見直そう
もとさぶ
- 作図は当日分かる試験内容にあまり左右されない
- 本人の作図スピード次第で大きく時間を短縮する事ができる
もとさぶ
ピヨひこ
『どうしてそんなに早く書けるのか』を聞いてみたところ…
- 消しゴムは極力使わない(ミスをしないようにする)
- 手を止めない
- なるべく平行定規を動かす回数を減らす工夫をする(無駄な動きをなくす)
ひたすら書き続けて枚数を重ねて、早く書けるコツを掴むしかないね
もとさぶ
このように作図時間を15分、30分と早く書く事が出来れば、エスキス完成までに時間を要してしまう試験内容であっても、だいぶ楽になるでしょう。
まとめ
「問題文の量」「難易度」は製図試験当日にしか分かりません。
ですが「劇的に簡単な製図課題が出題される」というのは考えにくいと思います。
今後の製図試験傾向がエスキス完成までに時間を要する内容へと変化していくようならば、従来の時間配分を見直していかないと作図・記述を書き切る事が出来ないでしょう。
ピヨひこ
さらにそこから時間短縮を図るわけだから、かなりの努力と時間が必要になる事を覚悟しておこう
もとさぶ