ピヨひこ
その経験からとても大事な事を教えるよ
もとさぶ
- 勉強は「全科目同時進行」か「1科目集中進行」のどちらが良いのか
- どの科目から始めたらいいか。優先度の高い科目はなにか
- ノートは取るべきか
勉強は「全科目同時進行」か「1科目集中進行」のどちらが良いのか
もとさぶ
勉強方法は2パターンあると思います。それが「全科目同時進行」か「1科目集中進行」かということ。
ピヨひこ
でもね「全科目同時進行」はオススメしないよ
もとさぶ
理由は後述しますが…私は「1科目集中進行」をオススメします。
全科目同時進行はなぜいけないのか
もとさぶ
- 同時進行だと記憶へ定着しにくい
- 同時進行だと1科目の終わりまでがすごく長くなる
「同時進行が記憶へ定着しにくい」理由
仮に全科目を同時進行で勉強する場合『曜日毎に科目を割り当てた』スケジュールを組む人が多いでしょう。
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 日曜 | 祝日 |
法規 | 構造 | 施工 | 計画 | 環境・設備 | その他 | 過去問 | 過去問 |
ピヨひこ
でも何がいけないの?
でもね記憶としては定着しにくいし、効率の悪い勉強方法だと思うよ
もとさぶ
記憶として定着させる為には何度も復習をする必要があります。
ですが、曜日毎の学習方法だと1週間おきとなります。
次の1週間後を迎える頃には「以前した勉強範囲の多くは忘れている」でしょう。
これが、全科目同時進行をオススメしない1つ目の理由です。
「同時進行では1科目の終わりがものすごく長い」理由
もとさぶ
ピヨひこ
それに「復習」は1科目集中進行の方が断然効率は良いはずだよ
もとさぶ
全科目同時進行は、よほど記憶力が良いか、メンタルが強いか。という人でないと絶対にオススメしません。
一番怖いのはモチベーションに影響する事です。
ピヨひこ
1科目集中進行はなぜ良いのか
もとさぶ
- 1科目毎に整理出来る為、混乱しにくく覚えやすい
- 1科目にかかる時間を正確に把握できるので、2回目以降かかる時間をある程度予測できる(毎日3時間ペースで1カ月かかった…など)
- 1科目毎なので区切りが明確にでき、モチベーションの低下を防げる
- 「前回勉強した所はどこだっけ?どういう意味だっけ?」が少なくなる=忘れにくい
一級建築士試験を合格するためには「いかに自身のモチベーションを保ちつつ、科目毎でしっかりと整理をして覚えていけるか」です。
もとさぶ
1科目集中進行の勉強のポイントやコツ
もとさぶ
- 模試の結果は気にしない
- 復習には時間がかかる事を認識しておく。焦らない
- 終えた科目は一切勉強しない訳ではない。復習が大事
- テキストは2回目以降にも見るかもしれない事を意識する
模試の結果は気にしない
1科目集中進行のデメリットとすれば、他の科目が疎かになるということ。
その為、勉強途中に受ける5月頃の模試では思う点数が取れないです。
勉強方法が合っているのか不安になって勉強の仕方・リズムが変わってしまう可能性があります。
対策として「模試の結果は気にしない。試験は7月であり、1番大事なのは焦らずじっくり1科目ずつ潰していく」ということです。
復習には時間がかかる事を認識する。終えた科目も復習が大事
あらかじめ復習には時間がかかる。という事が分かっていれば、不安になったり焦ったりという事がマシになります。
そして、一度テキストを読み終えた科目もそこで終わりではありません。適度に復習を挟む事で忘れない様に注意しましょう!
もとさぶ
テキストは2回目以降にも見るかもしれない事を意識する
- 重要そうな箇所には線を引く
- 直接テキストにメモ書きをする
- 計算式はノートにまとめておく
- 気になるページには付箋をする
ピヨひこ
また、計算式を別のノートにまとめて準備しておけば、暗記する時にいつでも見れるから便利なんだ
もとさぶ
テキストは「全体像の把握」と「調べる時用」です。学科対策のメインは過去問となります
ピヨひこ
どの科目から始めたらいいか。優先度の高い科目はなにか
ピヨひこ
もとさぶ
構造・施工、そして計画・環境設備はどちらが先に来ても良いと思います
時間が多くかかる科目ほど優先度を高くしています。
時間がかかる。ということは、後回しにすればするほど余裕が無くなるからです。
スケジュール管理をしやすくする為に、手のかかる科目はなるべく早く処理しておいた方が良いでしょう。
各科目にかかった時間の割合を知りたい場合はこちらを参照下さい。

もとさぶ
復習をする科目は「過去問を優先し、不明点があればテキストで調べる」という勉強方法を取っていました。
復習をする科目は「曜日毎に分けたり、苦手科目の割合を増やしたり…と、随時ご自身の状態に合わせて対応してください。
過去問で間違った箇所はテキストを読んで理解することに努めて下さい。
理解をしないと何度も同じところでつまづいてしまいます。
仮に過去問や厳選問題集を何度も解いて満足のいく結果が得始めたら、再度テキストにサラッと目を通すのも効果的です。
ただし、時間を掛け過ぎない様に読み返しましょう。
もとさぶ
過去問を解く時のポイントについて
過去問には各問毎に「□□□」といった印を付けれる部分があります。
「絶対解ける」と思う問題にはチェックを入れましょう。時間を有効に使いたい場合、その問題はスルーしてもOKです。
ただし、試験日が近くなってきた時は試験時間への対策として全ての問題を通しで解くようにしましょう。
ノートは取るべきか
もとさぶ
- 基本は「ノートを取らない」ということ
- 計算式等はノートに書きだしてまとめる
- テキストを読む時や覚える時には「声に出しながらノートへ書く(なぶり書きでもOK)」
基本的にノートは使いません。ノートに書き込むのならばテキストに直接書き込んで下さい。
これは「テキストだけを見れば解決する」という意図があります。
ピヨひこ
次に何度も出ていますが…計算式はノートに書きだしましょう。
もとさぶ
最後にテキストを読む時や覚える時には「声に出しながらノートへ書く」ということ。
口と手を使う事で記憶に定着しやすくなるみたいです。
綺麗に書く必要はなく、なぶり書きで良いと思います。
まとめと合わせて読んで欲しい記事
もとさぶ
ピヨひこ


