一級建築士試験ではどれだけ勉強していても、きっと分からない問題が出てくると思う
もとさぶ
ピヨひこ
えっ!そうなの?!…分からない問題が出てきたら運任せになるね
もちろん運も大事だよね。でももう少し希望が見い出せる方法を探していきたいよね。
そこで過去問を使って、何番の正答番号が多いのか調べてみた。噂によると3番が良いんだけど、実際に確かめていこう
そこで過去問を使って、何番の正答番号が多いのか調べてみた。噂によると3番が良いんだけど、実際に確かめていこう
もとさぶ
ピヨひこ
「4択問題だと3番の正解が一番多い」っていうやつだね
このページで分かることは?
- 過去問5年分(2017年~2013年)で一番多い正答番号の確認
- 過去問9年分(2017年~2009年)で一番多い正答番号の確認
- 自分自身の直感について
目次
検討方法の確認
まずは以下の方法で検討をしていきます。
手順1
資料について
一級建築士試験:2017年~2009年までの過去問を用いる
手順2
集計について
5科目(計画、環境・設備、法規、構造、施工)それぞれに分けて集計をする
手順3
検討方法について
1番~4番の正答番号の出現回数を数えて、各出題数で除す。(1年毎、かつ、「番号ごとの出現回数/出題数」)
手順4
5年分、9年分の範囲について
1年毎でまとめたデータを「5年分(2017年~2013年)」「9年分(2017年~2009年)」に平均化してまとめる。単位は『%』とする
手順5
検討結果について
出現回数が一番多い番号には「文字の背景色」を、二番目に多い番号には「赤文字」での明記とする
過去問5年分(2017年~2013年)、及び、過去問9年分(2017年~2009年)で一番多い正答番号とは
Ⅰ:計画の検証結果
まずは、学科Ⅰ:計画の出現率(%)です。
解答番号 | ① | ② | ③ | ④ |
過去5年分 | 20.0% | 23.0% | 28.0% | 29.0% |
過去9年分 | 22.8% | 23.9% | 26.1% | 27.2% |
Ⅱ:環境・設備の検証結果
続いて、学科Ⅱ:環境・設備の出現率(%)です。
解答番号 | ① | ② | ③ | ④ |
過去5年分 | 22.0% | 26.0% | 23.0% | 29.0% |
過去9年分 | 22.2% | 25.0% | 25.6% | 27.2% |
Ⅲ:法規の検証結果
続いて、学科Ⅲ:法規の出現率(%)です。
解答番号 | ① | ② | ③ | ④ |
過去5年分 | 20.7% | 24.0% | 28.7% | 26.7% |
過去9年分 | 19.6% | 24.8% | 28.1% | 27.4% |
Ⅳ:構造の検証結果
続いて、学科Ⅳ:構造の出現率(%)です。
解答番号 | ① | ② | ③ | ④ |
過去5年分 | 24.7% | 22.7% | 25.3% | 27.3% |
過去9年分 | 25.2% | 23.7% | 24.8% | 26.3% |
Ⅴ:施工の検証結果
最後に、学科Ⅴ:施工の出現率(%)です。
解答番号 | ① | ② | ③ | ④ |
過去5年分 | 24.8% | 25.6% | 24.0% | 25.6% |
過去9年分 | 24.4% | 25.3% | 25.3% | 24.9% |
まとめ
ピヨひこ
…う~ん…比較的3番と4番に集中している気がするけども、大きくは変わらない結果となったね
そうだね~数字で見るとどの番号にも大きな差がなく、似たり寄ったりって感じになってしまったね。
ただ、それでもやっぱり『3番か4番が若干多い』ということ。そして、法規試験は他の科目と比べて『1番の正答率が異常に少ない』事が分かった。
絶対とは言い切れないけども…まっ参考程度に覚えておいてよ
もとさぶ
ピヨひこ
法規試験の作成者…むちゃいやらしい人だね
25%の確率は自分自身の直感で決めるのも良し
検証結果のパーセンテージでは3番と4番が比較的多かったです。
ただ自分の直感で選ぶ番号を決めても良いと思います。
『ん~なにかここが怪しいな』と思うような所があれば、直感を信じてみても良いでしょう。
どれだけ適当に選んだとしても、当たりを引ける確率は25%。
普通に考えると「25%の確率で当てられる」って高いよね。『自分の直感を信じて選ぶ。そして、後悔しない』といった気持ちで臨むのもアリだよ
もとさぶ